2014年11月の日記を読む

2015年1月の日記を読む


「土間・前編」

2014.12.4




先月の日記で

今年の冬は暖冬なんではなかろうか、と書いたのですが

その翌週、つまり今週になってなんだか一気に寒くなり

ここ北陸の山奥ではちょっと雪が積もったりしました。






個人的な話をさせていただくなら

実は今年はさっさと車のタイヤを冬用に換装していたので

その方面での影響はまったく無かったのですが…




あまりにも急だったためか

その準備をしていなかった人も多かったようで

雪が降った当日の車道が大混乱に陥っていました。






その混乱に巻き込まれながら、なぜか

ちょっと後ろめたい気分になったりしました。








さて今日の日記。




今日の日記は、10月初頭より予告していた

大津祭りについての内容です。








…文字通り、2か月も前のことであり

時期的にはすでにそろそろ年末であり




場所によってはべるべるしい音楽が

じんぐるじんぐる流れていたりもするのでしょうが

そのへんは意に介せず、やってしまいます。








他に、今年中に書きたいこともあるし

いつものように長々とは書かず、かちっと前後編で。

(毎回似たようなことを言ってる気もしますね)








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大津祭りについては、どのような催しがあったのか

そのあたりは、ちま吉さんが詳しく書いているので

そちらを参照いただくとして…






かつて大津市民であったぜろわんなのですが

結局一度もこのお祭りを見て回る側には立てませんでした。




それどころか、当日大津氏に居なかったことがほとんどであり

当日の空気に触れるというのは、初めてということになるのですが。








まずびっくりしたこと。

















JR大津駅が人でごったがえしてる。








…いや、さすがに休日とかだと

この駅も、結構な人通りはあります。

あったはずです。






ただ、乗車する人がほとんどみえず

下車する人のほうが圧倒的に多いという光景は

まったくみたことがなかったので、強烈な印象。








いったい何があるんだろう。

(お祭りです)








すっとこどっこいなことを考えつつ、宿に向かったのですが

その道々でも各所が人でごったがえしており




ひょっとしたら、今回普通に宿の予約が取れたのは

かなり運が良かったんじゃないだろうかという気がしてきました。








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今年の大津祭りの日程は

11日の夜に宵宮(いわゆる前夜祭)

12日に本祭。






11日の夜も予定をまったく入れず

あちこち歩いてみることにしたのですが…








出かけてしばらくして、またびっくり。

あまりにびっくりしたので、写真に収めてしまいました。




これをごらんください。





















これが例のシャッター街?というのなら、そうです。

シャッター街はシャッター街で当たっています。人、いないし。

ですが違います。












夜なのに街灯がついているんです。












ぜろわんの記憶が

変な方向に増幅されているのでなければ

この通りがここまで煌々と、光に満ちている

こういった光景を目にするのは、初めてのことなのです。

人いないけど。








いったい何が起こっているんだろう。

(だから祭りです)








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すっとこどっこいは、ここまでにしても。







祭りの催しについては、事前にも

あらためて宿でも確認していたので

普通の観光客っぽく、そちらにも足を運んでみました。



















文化の香りが、ここちよいというか。




翌日の本祭も、しっかり見て回ってきたわけなのですが

個人的には前夜祭である宵宮のほうが、絵的には好みでした。








…こちらも、今回の目的であったわけなのですが。

もう一つの目的としてあったこと。








それはもちろん、ちま吉さんに遭遇することです。








今年の5月に

曳山展示館で一応目にしてはいるのですが…




その時は立ったまま目を開けて眠っていたらしく

ぴくりとも動いてくれなかったので

実際に動いているところに遭遇すること。








これが明日の本祭におけるメインミッションであり

きぐるみ製作費などの面から

ちま吉さんが複数存在するとは考えにくく


目につくとはいえ、広範囲からたったひとりのターゲットを捜索する

きわめて難易度の高いものとなることが予想されます。








そのために、今日は早く休息を取るべきでしょう。








情報収集のためちま吉センターに寄って

女児率の高さに気後れしながらも複数のグッズを購入して

宿に戻りました。








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翌朝。








ミッションの内容を考えると

凄まじい距離を徒歩で移動し続けることになるので

朝食は軽めに、つつく程度で。








いよいよ12日、大津祭りの本祭が幕を開けることとなります。






















つづく。


「土間・後編」

2014.12.22




今年の冬は暖冬かもしれないとか

誰が言い出したんでしょうか。




先日、低温のため車のバッテリーがあがってしまい

吹雪の中で、なにこれエンジンかからない…という

ちょっとした極限状態に追い込まれました。








それとはまったく関係のないことですが

一回手が止まってしまうと、なかなか戻ってこられない。

時期が時期だけに。




今日の内容は

大津祭り(10月)のレポート的日記の後半です。








そもそもぜろわんがこの大津祭りにきている、そのきっかけは

今年の5月に、ちま吉さんを目にして

いっぱつで心をうばわれたからでありました。




最初は友人のふぁるから

「あれはちまき発射ロボや」みたいな説明を受け

あやうくそれを信じ込んでしまうところだったのですが

本当のところは、ちまきの精霊であるのです。








その活躍ぶりを現地で目に焼き付け

可能だったら写真とかにもおさめてかえろう。




これが今回の、第二の目標でもありました。








…なお、実際のところは

ちまき発射ロボというのは単にぜろわんのイメージであり

そんな説明をふぁるはしていなかったような気もするのですが

なにぶん半年以上も前のことなので、どっちでもよいということにします。








そんなわけで大津祭り本祭の朝

宿を後にし、街へくりだすぜろわん。








事前の調査では、どこかにおとずれていることは間違いないのですが

何時に、どのへん…という詳しい情報は得ることができなかったのです。




前回書いた

かなりの距離を徒歩で移動し続けることになる…というのは

ここから予想したことです。








ちなみに、大津祭りのメインイベントともいえる曳山巡行は

かつての宿場町周辺…現在でいえば、京阪の浜大津駅あたりから

琵琶湖のみえるあたりまでの範囲でおこなわれます。



単純な、長さだけでいえば2kmくらいの範囲でしょうか。










実際のところ、この範囲を3時間ほど歩き回りました。










具体的に言えば

午前中の行程を終えた曳山は、お昼の休憩時間中

大通りで13基すべてが展示されるのですが




ちま吉さんの出勤はそれに合わせて、お昼ごろにようやくだったので

気合が入りすぎて、本祭の開始時間に合わせて捜索を開始したのは

かなり無駄の多い感じであったわけです。

(見物もしていたので 完全な無駄ではないですが…)








経緯はともかく、会えたのだから、よいじゃあないですか。

ええよかったです。よかったのですが。



















やっぱりここでも、凄まじいばかりの女児率。

ちま吉さん、もてもて。








…しかし、あの中に入っていく度胸はさすがにありません。




写真におさめるというか

可能だったら握手のひとつでもしてもらってこようという

ぜろわんのもくろみは完全に外れてしまうことに。









しかし、問題はこれだけではありませんでした。









ちま吉さんの活躍を写真におさめる、という

ひとまずの目的は果たせたのですが




















あまりにちま吉さんがもてもてすぎて

写真のすべてに女児が写りこんでしまっており

撮った写真がまるで更新に使えません。








概ね、このような日記などで実際に撮った写真を使う場合

ふつうならば、人の顔が写りこんでしまっているようならば

加工して、それが読み取れないよう、ぼかしたりするものですが。






自分の思考では、人の顔に横線をひいたりするのは

それは息の根が止まってしまった方がましというくらい嫌であり

ならもう自分で絵で描くよ!となるのです。








成果として

自分で撮った写真をここに貼りたかったので

これはちょっと残念でした。








ただし、ちま吉さんのもてもてぶりは

想像を絶するものがあったといえます。








それまでかぶっていたと思われる

有名なねずみのキャラクターの帽子を手に持って

その代わり、ちま吉さんのお面を頭につけている…




そんな子がいたりして、その様子がとても印象的であり

「ねずみに勝ってるやん」とかうっすら思ったりもしました。








なんだか怒られそうなことを書いてるなあ。












※おまけ※











こちらは周囲に女児、というか子供の姿がなかったので

ふつうに写真におさめられました。




なんだか怒られそうなことを書いてるなあ。


「2014年」

2014.12.31





いわゆる大晦日。

今日で、2014年も最後ということになります。






自分の場合

お正月休み中にどこかに出るにしろ、出ないにしろ

大晦日というものはのんびり自室で過ごす日であるのですが。




今げんざい、すさまじい勢いで雨が降っており

ここまで酷い天候の大晦日というのも珍しいかもしれません。








まあそれはそれとして。




毎年恒例である一年の総括を

例によってやってみようと思います。









実生活では、そうでもないっちゃないのですが。

このサイトに限って言えば、今年はまず停滞の1年であったでしょう。






ここまで毎年何かしら

運営の面でやるべきことを決めていた気がするのですが

その決めるところまですら、辿りつけてない感があります。








そんな状況であるので

















総括しようと思っても

その総括すべきことがなんもない。




一言であらわすなら「だめだこりゃ」が適当でしょうか。








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とりあえず、大晦日ということで…






普段めったにやらないのですが

改めて自分の過去の日記を読み返してみて

おおむね「忙しい、忙しい」と繰り返してばかりいるので

さすがにちょっとげんなりしてきました。








忙しいというのなら、みんな忙しいのです。








要は、忙しいなら忙しいでいいんだけど

その忙しくなった中でどうするべきか。




そういったところに考えをおよばせずに

それまでの運営のしかたを維持しようとして

結局、できていないというだけなのです。








そのあたりをどうするか考えるのが

あとちょっと残ってる、年末年始のお休み期間中

やるべきことの目標というところでしょうか。








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そうこうやっているうちに

今年も残り一時間を切ったようです。







なんともしまりのわるい文章を書きつつ暮れていくということで

この状況こそが、今年の総括と言えないこともない気がしますが

それはそれでそれっぽい、ふさわしいような気もいたします。









それでは皆様、よいお年を。